去る11月6日、第26回国民文化祭・京都2011 京丹波町事業として、「魅せる・人形芝居フェスティバル」が開催されました。
当日は会場に溢れんばかりのお客様!!全国から11団体が出演し、真剣に各地の人形芝居に見入っていました。
屋外では、「京丹波町・食の祭典2011」として、京都丹波地方のよりすぐりの食が大集合し、こちらも大勢の人で賑わっていました。
フェスティバルの最後に、来年度国民文化祭開催地である徳島県への引き継ぎとして、地元の和知人形浄瑠璃会から阿波木偶箱廻しを復活する会へ、人形浄瑠璃の心の絆を綴った「絆の書」が手渡されました。
ここに、その全文をご紹介させていただきます。
当日の詳細報告・写真は、下記のホームページからご覧下さい。
◇京丹波町ホームページ(フォトニュース)
◇京丹波町教育委員会 (フォトアルバム)
人形芝居の心の絆
私たち人形芝居を愛する者は、本日この「魅せる・人形芝居フェスティバル」に集い、日頃の稽古の成果を遺憾なく発揮することが出来ました。
これは一重に人形芝居を応援して下さるお客様との絆、そして演じる者同士の人形を愛する心の絆のおかげと、心から感謝をしている次第です。
来年の国民文化祭は徳島県で開催されるとお聞きしました。
徳島県は阿波木偶箱廻しから阿波人形浄瑠璃まで、多くの人形芝居が有る、我々人形芝居をする者の憧れの土地です。どのような催し物が行われるのか、今からわくわくしております。
一度結ばれた心の絆は永遠に続きます。
我々も陰ながら応援を致します。
徳島県の国民文化祭が大成功することを、心よりお祈り申しあげます。