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2012年6月26日火曜日

7/23(月)-8/23(木)阿波人形じょうるり伝承教室(徳島県徳島市)

毎年、夏休みシーズンに行われている阿波人形じょうるり伝承教室が、今年も開催されます。
7月23日(月)の開講式を皮切りに、全12回に渡る語り・三味線・人形遣いの伝承教室が行われ、一ヶ月後の8月23日(木)には閉講式と共に人形浄瑠璃の発表会が催されます。

夏休み期間中に開催される教室ですが、お申し込みいただければ、どなたでも受講できます。

ふるさと阿波に伝わる心と技を、この夏、体験してみてはいかがでしょうか。


平成24年度 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業
阿波人形じょうるり伝承教室

○日程
  7月23日(月) 開講式
  7月24日(火)
  7月25日(水)
  7月30日(月)
  7月31日(火)
  8月6日(月)
  8月7日(火)  伝承教室(語り・三味線・人形遣い)
  8月8日(水)
  8月9日(木)
  8月10日(金)
  8月17日(金)
  8月21日(火)
  8月22日(水)
  8月23日(木) 閉講式・発表会

○主催:徳島県地域伝統文化総合活性化委員会


○会場
あわぎんホール(徳島県郷土文化会館) 4階和室ほか(徳島市藍場町2丁目14番地)
Tel:088-621-8121 Fax:088-622-8123

○受講条件:なし (どなたでも受講できます)

○受講料:無料

○申し込み方法
 申込者氏名・住所・連絡先(電話番号など、小・中・高校生の場合は保護者氏名も記入)
 を記入の上、郵便(手紙・はがき等)・FAX・Eメールにてお申し込みください。

申し込み・問い合わせ先
 徳島県地域伝統文化総合活性化委員会事務局
 〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地 徳島県教育委員会教育文化政策課内
 TEL:088-621-3161 FAX:088-621-2886


2012年6月25日月曜日

7/22(日)淡路人形浄瑠璃後継者団体発表会・交流会(兵庫県南あわじ市)

夏本番!7月22日(日)に、兵庫県南あわじ市の三原公民館において「淡路人形浄瑠璃後継者交流発表会」を開催します。

主役は若手!
開催地の淡路島から淡路人形浄瑠璃の明日を担う若い世代が出演するほか、
愛媛県、徳島県からも人形浄瑠璃の伝統を受け継ぐ中高生が出演します。

また、8月8日の新会館グランドオープンを間近に控えた、淡路人形座の公演も必見!

他にも、淡路人形浄瑠璃絵画展や、淡路人形かしら展(かしら制作実演)などが行われます。

人形浄瑠璃の後継者たちを、ぜひ応援してください。


人形浄瑠璃街道推進事業
第29回 淡路人形浄瑠璃 後継者団体発表会・交流会

とき    平成24年7月22日(日)  開会午前10時  入場無料
ところ    南あわじ市 三原公民館 2階大ホール(兵庫県南あわじ市市三條880)
主催    財団法人淡路人形協会、兵庫県淡路県民局、淡路人形浄瑠璃後継者交流発表会実行委員会、兵庫県立淡路文化会館

出演団体 市小学校、福井子供会、南淡中学校、三原中学校、淡路三原高校、青年研究会、芸舞組
特別出演 三瓶高校(愛媛県)、川内中学校(徳島県)、城北高校(徳島県)、淡路人形座

お問合せ先
(財)淡路人形協会事務局(南あわじ市教育委員会内)
TEL 0799-37-3020  FAX 0799-37-3040
淡路人形浄瑠璃後継者交流発表会実行委員会事務局(兵庫県立淡路文化会館内)
TEL 0799-85-1391  FAX 0799-85-0400


2012年6月22日金曜日

7/8(日)淡路人形浄瑠璃魅力発信京都公演(京都府京都市)

7月8日(日)、京都市の八坂神社にて「淡路人形浄瑠璃魅力発信 京都公演」が開催されます。
文字通り、淡路人形浄瑠璃の魅力が存分に味わえる公演となっています。
また、京都~西宮~淡路~徳島、人形芝居の伝承ルートといわれる四つの地域を代表した人形浄瑠璃が一堂に会します。

淡路島の旬の食材、鱧(はも)をPRする「はも道中」も同時に開催され、参拝者への鱧の振る舞いなども行われます。

祇園祭の賑わいと共に、淡路人形浄瑠璃をご堪能ください。


淡路島古事記編纂1300年記念事業
~人形浄瑠璃街道推進事業~
淡路人形浄瑠璃魅力発信 京都公演

と き    平成24年7月8日(日) 開演13:30  観覧無料
ところ    八坂神社 能舞台 (京都市東山区祇園町北側625番地)
         ※来場については市バス・地下鉄等公共交通機関をご利用ください。
           京都市バス:祇園下車すぐ  京都市営地下鉄東西線:東山駅下車徒歩15分

主催     淡路人形浄瑠璃魅力発信事業実行委員会
        兵庫県淡路県民局、兵庫県立淡路文化会館
協力     八坂神社
出演団体  人形芝居えびす座(西宮)
        南あわじ市立三原中学校(淡路)
        阿波木偶箱廻しを復活する会(徳島)
        和知人形浄瑠璃会(京都)
        淡路人形座(淡路)

問い合わせ先
淡路人形浄瑠璃魅力発信事業実行委員会事務局(兵庫県立淡路文化会館内)
〒656-1521 淡路市多賀600 TEL.0799-85-1391


「はも道中」同時開催!
鱧奉納神事 午前/開会行事 13:00~/「鱧」の試食、振る舞い 13:10~(※限定500食 なくなり次第終了)
連絡先 一般社団法人 淡路島観光協会
     〒656-0022 洲本市海岸通1-11-1 TEL.0799-25-5820
     (時間帯については変更される場合があります) 

2012年6月7日木曜日

拝宮農村舞台が開催されました!

中央が神様の木偶、脇に控えているのが三番叟
5月20日、徳島県那賀町の白人神社にて拝宮農村舞台が開催されました。
開演の1時間前から会場内には既に観客の姿がちらほら。曇り空で少し不安な空模様でしたが、皆さん公演を楽しみにしているんだなぁ、と感じた瞬間でした。

まずは「奉納三番叟」から公演が始まります。人形遣い勘緑氏率いる「木偶舎」と「丹生谷清流座」の競演です。社の陰から登場した一体の木偶が音楽に合わせて舞を披露し、それに続いて登場した二体の三番叟が、右へ左へと交差しながら軽やかに舞い踊り、三体で揃って舞台へと上がり、客席に向かって挨拶。

最後に現れた龍の襖絵。大迫力…!
続いて「拝宮谷農村舞台保存会」による「拝宮ふすまカラクリ」の上演が行われました。
拝宮農村舞台に保存されていた襖絵と、新調した襖絵の4枚を使用したふすまカラクリ。拝宮農村舞台で上演されるのは、なんと半世紀ぶりのことだそうです。登場した襖一枚一枚に迫力があり、新たな襖が現れるたび客席からは大きな拍手が送られていました。

2012年6月4日月曜日

はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」公式ガイドブック情報


近畿圏広域地方計画推進室が取り組んでいる、はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」の実行委員会が「人形浄瑠璃公式ガイドブック」を作成しました。

平成24年度のテーマ「人形浄瑠璃」のコア事業として、今年度9月1日から12月14日までの期間に徳島で開催される「第27回国民文化祭・とくしま2012」の中で行われる「全国人形芝居フェスティバル」及び、「第15回阿波人形浄瑠璃芝居フェスティバル」について掲載されている他、「人形浄瑠璃文楽」の情報や、その他の近畿圏周辺に根付いた人形浄瑠璃についての解説などが取り上げられています。

はなやか関西~文化首都年~のHPにて、公式ガイドブックの内容が公開されております。
是非、各地に伝わる人形浄瑠璃に触れるきっかけになさってください。


2012年6月1日金曜日

第3回八面神社農村舞台公演が開催されました!

天候に恵まれ、新緑がまぶしい…!
4月29日、爽やかな晴天の下で「第3回八面神社農村舞台公演」が開催されました。

八面神社のそばを流れる、清流のせせらぎが響く中、社のある高台に、枝を伸ばす新緑の合間から三番叟が覗き、奉納の舞から公演が始まりました。
出演者一同が社に拝礼し、列を成して階段を下りてくると、観客も静まり会場内に厳かな空気が満ちていました。舞台に上がった出演者が、観客に一礼すると、静かに見守っていた会場内が一変。大きな拍手が送られ、これから上演される舞台への期待が伝わってくるようでした。

客席には木陰ができて快適

開催の挨拶の後、公演のトップバッターを務めたのは「丹生谷清流座」による「寿二人三番叟」。公演の最初に舞を奉納していた厳粛な雰囲気とは打って変わり、賑やかな鈴の音とコミカルな動きで会場の笑いを誘っていました。

その後には、人形遣い勘緑氏率いる「木偶舎」による「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」の酒屋の段より、お園のさわりの上演。行方が知れない夫を思う妻の切ない心を、お園の舞に合わせて太夫が語る、くどきと呼ばれる見せ場がしっとりと演じられていました。

シャッターチャンスを狙って皆がカメラをかまえます
続いて、「親舊達(チングドゥル)」のパクウォン氏と趙恵美(チョウヘミ)氏が韓国民謡を披露。「アリラン」など韓国では有名な民謡を、伝統打楽器に合わせて歌い、会場を魅了していました。農村舞台で異国の文化に触れられる、とても貴重な時間でした。

そして再び、勘緑氏と「木偶舎」による人形浄瑠璃の上演。「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」より、八百屋お七火の見櫓の段が演じられました。降りしきる雪の中、梯子から何度も滑り落ちながら髪を振り乱し、火の見櫓に上るお七の懸命さを、観客が息を潜めて見守っているように感じられました。


賑やかな寿二人三番叟。動きもぴったり!

ここで第一部が終了し、休憩を挟んでの第二部。
舞台の雰囲気ががらりと変わり、趙恵美氏が韓国の伝統的な装束に身を包んで登場しました。被っていた笠を取り、扇を手に舞台上を華麗に舞う姿は、自然に囲まれた中で見ると一層幻想的。
続いてパクウォン氏が伝統打楽器を手に、会場内、客席を所狭しと舞い踊り、リズムに合わせて客席も盛り上がります。

最後は、「親舊達(チングドゥル)」の演奏に合わせて、小さな子供の木偶が舞台の上で遊び始めます。異なる伝統芸能が、農村舞台で融合した瞬間でした。