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2012年8月24日金曜日

10月18日(木)-23日(火)阿波木偶特別展(徳島県徳島市)


10月18日(木)から23日(火)の6日間にわたり、阿波木偶の魅力を発信する阿波木偶特別展を開催します。

阿波木偶の頭(かしら)や衣装のほか、木偶制作に必要な材料や関係資料などを展示します。

全国人形芝居フェスティバルが開催される10月20日(土)・21日(日)には、彫りや髪結い、カラクリなど、木偶制作の過程をご覧いただける実演があり、徳島県から数多く輩出されている人形師の仕事ぶりを間近でご覧いただけます。
また、同日には人形師による解説もありますので、ぜひ足を運んでみてください。

第27回国民文化祭・とくしま2012
阿波木偶の魅力発信事業
阿波木偶特別展

開催日時 10月18日(木)~23日(火)
       午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)

実演    10月20日(土)・21日(日) 午前10時~午後5時

会場    あわぎんホール5階  入場無料

主催    文化庁、徳島県、第27回国民文化祭徳島県実行委員会、
       (財)徳島県文化振興財団、文化立県とくしま推進会議

協力    阿波木偶作家協会



お問い合わせ (財)徳島県文化振興財団 第27回国民文化祭担当チーム
 Tel.088-602-0133(直通) 088-622-8121(代表)

2012年8月23日木曜日

9/23(日)音楽の溢れる会館(まち)ホール外公演 HUMANOISE PROJECT vol.1(徳島県那賀町)

秋の深まる徳島県那賀町の八面神社農村舞台において、「音楽の溢れる会館(まち)ホール外公演 HUMANOISE PROJECT vol.1」と題した音楽公演を開催します。農村舞台を使用したこの音楽公演全体を一個の芸術作品とするべく、社舞台アートプロジェクト(東京芸術大学田甫律子教授監修)と連携しながら当公演を実施します。

徳島県の誇る有形文化遺産である農村舞台にて繰り広げられる音楽公演。自然の音を取り入れながらの「自然と一体化した音楽」が丹生谷の谷間に響きわたります。
出演者は、「ホワイト・アウト」「テルマエ・ロマエ」など数多くの映画音楽などを担当し、自らもサックス・EWI奏者として活躍する徳島県出身の住友紀人率いるスペシャルユニット(guitar:いちむじん percussion:中丸達也 vocal高瀬麻里子)となっています。

芸術の秋を、自然の中で楽しむひととき。ぜひ、ご堪能ください。


音楽の溢れる会館(まち)ホール外公演
HUMANOISE PROJECT vol.1(ヒューマノイズプロジェクト)

日時    平成24年9月23日(日) 開演 13:00~(開場12:00)

会場    八面神社農村舞台(徳島県那賀郡那賀町西納)
        ※当会場にお越しの際は、指定駐車場にお停めいただきますので、駐車券が必要となります。
         下記プレイガイドにてチケットをご購入の際に駐車券を受け取ってください。
         なお、駐車場には限りがございますので、なるべくお乗り合わせいただきますようお願いいたします。

入場料   500円(全席自由)
        ※3歳未満入場無料(但し保護者同伴のこと)
        ※当公演には当日券はございません。プレイガイドにて、必ず前売り券をお買い求めください。

プレイガイド あわぎんホール、那賀町役場及び支所

お問い合せ あわぎんホール(088-622-8121)
        http://www.kyoubun.or.jp/

主催     財団法人徳島県文化振興財団、那賀町


■pdfデータはこちら

2012年8月13日月曜日

10/6(土)はなやか関西~文化首都年~2012『人形浄瑠璃』フォーラム(大阪府大阪市)



はなやか関西~文化首都年~2012『人形浄瑠璃』フォーラム
~文化首都圏・関西の形成を目指して~

【日時】平成24年10月6日(土) 11:00~16:00(会場:10:30~)
【会場】大阪歴史博物館 4F講堂 入場無料 先着申し込み順(定員240名)

プログラム

①開会挨拶
河内 厚郎(神戸夙川学院大学 教授・
はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」実行委員長)

②基調講演
「関西から結ばれる日本のこころ ~街道の人形浄瑠璃~」
阪口 弘之(神戸女子大学・古典芸能研究センター長)

③学生研究発表
テーマ:関西の本物『人形浄瑠璃』を活かした魅力発信・文化首都圏の形成
【発表】観光又は伝統・古典芸能を研究されている学生による研究・企画発表

④演目解説
【解説】久堀 裕朗(大阪市立大学大学院准教授)

⑤学生による実演
南あわじ市立南淡中学校 郷土芸能部
演目:「日高川入相花王 渡し場の段」

⑥文楽公演
文楽人形の解説
演目:「梅川・忠兵衛」 ~『傾城恋飛脚』新口村の段より~
【主な出演者】太夫:竹本 千歳大夫
         三味線:竹澤 宗助
         人形:吉田 和生


詳しくは、下記HPをご覧ください。
はなやか関西~文化首都年~2012 HP

はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」ツアー

はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」が実施する事業の一つとして、人形浄瑠璃に関連したツアーが企画されました。
阿波人形浄瑠璃をメインに、徳島県を巡るツアーや、人形浄瑠璃の作者として有名な近松門左衛門ゆかりの地を巡るツアー、8月8日にグランドオープンした淡路人形座の新会館をご覧いただくツアーなど、様々な企画が目白押しとなっています。
各ツアーには、専門家の解説もあり、必見です!
是非、この機会に各地の特色有る人形浄瑠璃をご堪能ください。

詳しくは、はなやか関西~文化首都年~HPをご覧ください。

■主催 はなやか関西~文化首都年~2012「人形浄瑠璃」実行委員会
■旅行企画・実施・お申し込み 株式会社ツアーランド

8/26(日)小松島西高勝浦校民芸部50周年・阿波人形浄瑠璃発表会(徳島県勝浦町)

小松島西高等学校勝浦校民芸部は、昭和37年(1962年)、当時の徳島県立徳島農業高校勝浦分校に阿波人形浄瑠璃のクラブとして発足しました。
以来、地元勝浦座の御指導により、「傾城阿波の鳴門」「壺坂観音霊験記」等の演目の上演を行っています。民芸部の卒業生は200名余りとなっています。
現在14名の部員が在籍し、町内の催しや、県内外の公演にも参加し、文化の継承に努めています。


小松島西高等学校勝浦校民芸部創部50周年記念
阿波人形浄瑠璃発表会

日時 平成24年8月26日(日)午後1時から 入場無料

場所 勝浦町農村環境改善センター(勝浦郡勝浦町大字三渓字古川3-2 電話0885-42-3300)

演目 式三番叟(勝浦座)
    壺坂観音霊験記 沢市内の段・山の段
    傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段
    一の谷嫩軍記  熊谷陣屋の段

主催 小松島西高等学校勝浦校・民芸部創部50周年記念大会実行委員会


2012年8月3日金曜日

冨田人形夏公演が開催されました!


去る7月29日(日)、琵琶湖の北にある、長浜市余呉文化ホールにおいて、「冨田人形の定期公演(夏公演)」が開催されました。

約230席のホールは満員。毎年、留学生を対象にホームステイをしながら人形芝居に取り組むサマープログラムを実施しており(昨年は東日本大震災の影響で参加者はいなかったとのこと)、今年はフランス、イギリス、アメリカから計12名が参加し、幕開きの三番叟でその成果を披露しました。
客席からは熱い激励の言葉が飛び交い、大きな拍手がおくられました。上演後にしびれを切らしてしまった学生、すかさず「演出じゃないですよ!」との声に、会場は笑いに包まれました。


冨田人形共遊団のみなさんによる人形解説の場面では、歩く、泣く、などの人形の動きやさまざまな感情を表現し、お客さんはその繊細な動きに感心していました。
そして、ここからは冨田人形共遊団のみなさんのお芝居。上演前には、見どころなどのわかりやすい解説や、取り組む中でのエピソードの紹介もありました。

「日高川入相花王 渡し場の段」では、狂気に満ちた清姫の迫力ある動きに圧倒され、「鬼一法眼三略の巻 五条橋の段」では、牛若丸の華麗な動きに歓声があがりました。
「伊達娘恋緋鹿子 お七火の見櫓の段」のお七が火の見櫓を上がる場面では、人形が本当に自力で上がっているように見え、お客さんからは大きな拍手がおくられました。 
熱のこもった大夫の語りに情景を描き出す三味線、三人の息がピタリとあって魂が吹き込まれた人形。本当に素晴らしい舞台でした。

上演後には、出演者全員が登場。留学生が人形芝居の取組みをはじめ、浴衣を着て祇園祭に行ったことなど、日本の文化を体験したこの2ヵ月の感想を述べ、会場からは温かい拍手がおくられました。
最後には、「上を向いて歩こう」のほか、学生のフルート演奏とともに「琵琶湖周航の歌」を全員で大合唱。舞台と客席が一体となった瞬間でした。
冨田人形秋公演は、平成24年12月2日(日)13時分から、びわ文化学習センター(長浜市)にて開催されます。








第67回夏期阿波人形浄瑠璃大会が開催されました!

7月21日(土)、22日(日)に、徳島市のあわぎんホールにて、阿波人形浄瑠璃振興会主催の「国指定重要無形民俗文化財 第67回夏期阿波人形浄瑠璃大会」が開催されました。
両日とも、真夏日を記録した蒸し暑い一日でしたが、多くのお客様にご来場いただきました。

会場内には、寄井座が古くから所有している背景幕などが展示され、訪れた方々の目を惹きつけている様子でした。特に、入口に設置された大幕には、徳島県内の商店の名前が描かれ、広告として舞台上で使用されていたそうで、興味深そうに眺めているお客様がたくさんいました。

また、会場後方には、この大会で上演された「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」、「絵本太功記(えほんたいこうき)」などの人物相関図とあらすじが設置され、演目の合間で目を向けていた方々に好評でした。

二日間にわたる公演は、式三番叟から始まり、えびす舞などのおめでたい演目や、徳島では定番の「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」のほか、時代物から世話物まで幅広い外題が上演され、観客からは拍手だけでなく、時折舞台に向けてかけ声も投げかけられ、会場内は大いに盛り上がっていました。

寄井座の珍しい幕に多くの方が興味津々!
複雑な物語を人物相関図でわかりやすく
伽羅先代萩は武家の話なので衣装が豪華!

式三番叟で舞台の成功を祈願
沢市の目が見え、喜びの一幕
絵本太功記の一幕、迫真の武智光秀