とくしま座の公演のほか、同座を指導する浄瑠璃人形遣い勘緑さんやゲストをお招きし、様々な切り口から人形浄瑠璃の魅力に迫ります。
【内容】
●人形浄瑠璃講座 浅香寿穂+勘緑
伝統の継承「阿波鳴を考える」
伝統芸能は、その時代の為政者やパトロン、観客の好みに応えながら、新しいアイデアや柔軟な発想による表現や演出が試みられ、絶え間なく変遷しながら継承されてきたもの。400年以上かけて残ってきた古典作品は、極めて完成度の高いものですが、それに挑み続けることが、伝統芸能の魅力ではないでしょうか。徳島の定番「傾城阿波の鳴門」について、みんなで考えましょう。
●人形浄瑠璃とくしま座公演
「モラエス恋遍路」
7月1日はポルトガルの作家モラエスの命日。徳島の自然や生活を愛し、おヨネとその姪コハルを愛したモラエス。故郷から遠く離れた徳島で過ごした晩年を描いた瀬戸内寂聴さん原作の作品です。
日 時■平成27年7月12日(日)15:30~17:00
場 所■徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
入場料■一般410円(320円)、高・大300円(240円)、小・中200円(160円)
( )内は20名以上の団体料金
主 催■阿波十郎兵衛屋敷+人形浄瑠璃とくしま座
問い合わせ■徳島県立阿波十郎兵衛屋敷(TEL088-665-2202)