会場内には徳島県の木偶作家が手掛けた作品がずらりと並び、その眺めはまさに壮観。
徳島県では定番の外題「傾城阿波の鳴門」の一幕を再現したお弓とお鶴の木偶や、戎舞に登場するおめでたいえびす様の木偶、県内の人形浄瑠璃の上演ではなかなか目にする機会のない珍しい木偶など、様々な頭や木偶が一斉に並び、訪れた人の目を楽しませていました。
会場の一角には、「阿波木偶制作教室」・「大学阿波木偶作家派遣事業」の受講生による作品の展示もあり、伝統の技術が次の世代へと受け継がれていく様子が伝わってきました。