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2009年10月26日月曜日

「新作人形浄瑠璃公演」~週末は文化の森へお越し下さい~

「ジョールリ100公演」もいよいよ佳境に差し掛かってまいりました。
期間中は好天にも恵まれ、ホール公演のほか、農村舞台や小屋掛などの野外公演にも、非常に多くの皆様にお越しいただいております。
徳島の誇る伝統芸能「阿波人形浄瑠璃」の魅力をたっぷりとご堪能いただけているのでは、と感じているところです。

さて、10月31日(土)11月1日(日)の2日間は、県立21世紀館(文化の森総合公園内)におきまして、「新作人形浄瑠璃公演」が開催されます。



10月31日は、
 まずは瀬戸内寂聴脚本シリーズ「義経街道娘恋鏡」で幕開けです。
 県内に残る「義経伝説」を題材に、けがを負った一人の武士と献身的にその世話をする娘の恋物語。
 さて、二人の恋の行く末はいかに?
 「勝浦座」と「大谷旭源之丞座」の共演でお楽しみください。

 続いて、地元「あわ工芸座」の「たの久物語」が上演されます。
 「三番叟」や「八重垣姫」など、木偶人形の代表的なかしらが次々に出てきます。
 日本一大きい木偶人形「酒呑童子」の登場には、皆さん驚かれるのではないでしょうか。

11月1日は、
 最初に、瀬戸内寂聴シリーズ「モラエス恋遍路」が登場します。
 徳島ゆかりの文人モラエスと、おヨネとコハル二人の女性をめぐる、人間の持つ愛憎の姿を描きます。
 「踊る国文祭」のオープニングフェスティバルを飾った、「人形浄瑠璃とくしま座」の代表作です。

 最後を飾りますのが「阿波人形浄瑠璃研究会青年座」による「道行三番叟 あわ娘に御用心」です。
 赤兵衛と白兵衛の二人が織り成す、涙より笑いが溢れる「徳島ならでは」の仕掛けが満載の演目です。
 天佑連と人形の阿波踊りの競演も、舞台を大いに盛り上げます。



どの演目も、古典の名作とは違った味わいを楽しめること間違いなしです。
どうぞ、新たな「阿波人形浄瑠璃」の可能性を感じてください。

【と き】10月31日(土)14:00~
      演目: 1.「義経街道娘恋鏡」
           2.「たの久物語」

     11月 1日(日)14:00~ 
      演目: 1.「モラエス恋遍路」
           2.「道行三番叟 あわ娘に御用心」

【ところ】徳島県立21世紀館(文化の森総合公園内)
【入場料】500円(当日700円) 全席自由
【チケット販売所】
小山助学館本店・鳴門店、平惣全店(9店舗)、脇町劇場オデオン座、宮脇書店鴨島店、文化の森21世紀館1Fミュージアムショップ、阿波十郎兵衛屋敷、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)、徳島県文化国際課